損切り　貧乏　初心者　勝率

損切りが深くなってしまう人がやる誤った対処法

せっかくコツコツと利益を積み重ねてきたのに、1回の深い損切りで結局トントンで終わってしまう経験をされた ことはありませんか？これは比較的多くの人が陥ってしまう悩みです。これは俗に”コツコツドカン”と呼ばれる訳 ですが、ほとんどの人は誤った対処法をしてしまい、負の連鎖から抜け出すことが出来ずにいます。

ではその誤った対処法とは一体何なのでしょうか？それは以下の２つになります。

�@損切り幅を固定してしまう

これは特にFX初心者の方がよくやってしまいがちな間違いです。損切り幅を、例えば10pipsなどで固定し、深い損切りを 防ごうとする訳ですが、これでコツコツドカンが克服できることはなく、逆に今まで勝てていたエントリーも損切りにかかる ようになり、いわゆる”損切り貧乏”になってしまうのです。

�A損切り幅をあれこれと変えてしまう

2つ目は、損切りを浅くしたり、さらに深くしたり、あれこれといじくり回してしまうことです。損切りが深いからといって では浅くすればいいのかというと、違います。むやみに損切りを浅くすると、�@と同様本来ならば勝てるトレードが負けで 終わってしまったり、より深い損切り幅に変更することで、1回の損失がより拡大してしまう弊害が出てきます。出口のない迷路 に迷い込んでしまうのです。

ではどうすればいいのか

損切りを固定しても、あれこれいじくりまわしてもダメ・・・ではどうすればいいのかといいますと、発想の転換をして しまえばいいのです。損切り自体をいじるのではなく、損切りが浅くすむポイントでエントリーするのです。
それでは、損切りが浅くすむポイントとは一体どこなのでしょうか？ ずばり、サポートレジスタンスを背にしたポイントです。買いなら、サポートされているラインの真上でエントリーすることにより、そのラインの すぐ下に損切りを置くことができるのです。売りの場合は逆になります。
サポート、レジスタンスは相場の反発ポイントになることが多いため、損切りが浅くなり、 さらに勝率も必然的に上がります。

順張り、つまりトレンド発生時のエントリーで損切りを浅くするためにはどうすればいいのでしょうか？答えは簡単です。 例えばアップトレンドの場合、ブレイクされたレジスタンスがサポートに切り替わることが多いため、その特徴を生かし、 直近のブレイクポイントまで相場が落ちてくるまで待ってからエントリーすれば、損切りを非常にタイトに設定でき、さらに 大きい利益幅を期待することができます。

左のチャートに引いてある赤いラインが、レジスタンスがサポートに切り替わったポイントです。

そして青く囲ったポイントで 止められていることがわかります。

こういったポイントを狙えば、仮に負けても浅い傷で済み、さらに勝つ時は大きく取れるでしょう。

逆張りで損切りを浅くするエントリーするには、レンジでトレードすればOKです。高値と安値が同じ ポイントで何回も止められているのがレンジです。
下記画像に引いた赤いラインが、サポートとレジスタンス ですが、買い、売り双方とも極力この赤いラインに引きつけてエントリーすることで、こちらも同様損切りを 非常にタイトに設定することが可能となり、コツコツドカンから脱却することができるはずです。

損切りは、止められている直近高値、安値から若干離れた所に置くと、より有効です。こういったちょっとした 工夫で、損切りを小さくし、さらに勝率も簡単に上げることが可能です。